不倫をしていると、
「彼は本気だと思う」
「他の人とは違う気がする」
そう感じずにはいられなくなる瞬間が、きっとあるはずです。
でも、不倫に走る男性の行動を心理学の視点で見ていくと、かなり分かりやすい共通点が見えてくるんですね。
不倫は偶然でも、特別な恋でもなく、
多くの場合『起こるべくして起きている関係』です。
今回のブログでは、不倫相談を数多く受けてきた心理学の専門家として、不倫に走る男性の心理を6つのタイプに分け、なぜ本気に見えても成就しにくいのかを解説します。
Contents
不倫は「突然の裏切り」ではなく、心理構造の問題
不倫に走りやすい男性には共通する土台がある

不倫をする男性は、
「ある日突然、魔が差した」
というよりも、
最初から不倫という選択肢を取りやすい思考や感情のクセを抱えていることがほとんどです。
たとえば、
● 刺激に弱く、日常がマンネリ化すると強い不満を感じやすい。
● 同じ生活リズムや安定した関係の中にいると、安心よりも退屈を先に感じてしまう。
また、他人からの評価に敏感で、
「認められていない」
「大切にされていない」と感じると、
自分の存在意義を外から確認したくなる傾向があります。
彼らは、承認が得られない状態に長く耐えることができず、それを埋めてくれる存在に気持ちが向きやすくなるんですね。
さらに、人から頼られると断れず、
その場の空気や相手の期待に流されやすいということも、少なくありません。
自分の意思よりも
「嫌われたくない」
「期待を裏切りたくない」
という感情が先に立ち、結果的に一線を越えてしまうケースも多く見られます。
そしてもう一つ、共通して見られるのが、現実の問題と正面から向き合うことを避け、その場を楽にやり過ごせる逃げ道を選びやすいという点です。
夫婦関係の違和感や、自分自身の不満を整理する代わりに、一時的に気持ちが満たされる方向へと流れてしまう。
彼らにとって不倫は、
その「楽な逃げ道」として選ばれてしまうことが多いんです。
こうした心理的傾向は、結婚後に突然生まれるものではありません。
多くの場合、恋人時代や独身時代からすでに存在していた性格の特性で、結婚という安定した環境に入ったことで、その傾向が表に出やすくなったに過ぎないんですね~
不倫が「再現性の高い行動」になる理由
だからこそ、不倫は
「たまたま起きた出来事」や
「一時的な気の迷い」
として片づけられるものではありません。
心理学的に見ると不倫は、
一定の条件がそろったときに繰り返されやすい、再現性の高い行動パターンのひとつだと考えられます。

一度不倫を経験した男性が、
関係が終わったあとも相手を変えて同じことを繰り返すケースが多いのは、
「前の相手との関係が、たまたまうまくいかなかったから」ではありません。
問題の本質は、
不倫という選択肢を選びやすい思考のクセや、感情の処理の仕方そのものが変わっていないところにあります。
たとえば、不満や寂しさを感じたときに、話し合いや現実的な解決ではなく、一時的に気持ちが満たされる方向へ逃げてしまう。
あるいは、自分の感情を自分で整理するよりも、誰かに埋めてもらおうとする。
こうした反応の仕方が変わらない限り、
状況や相手が変わったとしても、選ばれる行動は同じになりやすくなります。
「今回は本気だから」
「これまでとは違う関係だから」
女性がそう信じたくなる気持ちは、とても自然なものです。
実際、不倫関係の中では、将来を期待させるような言葉や特別な存在であるかのような扱いによって、
「今度こそ違う」と
感じてしまう状況が生まれやすくなります。
けれど、男性側の行動の背景にある心理構造(不満の感じ方、欲求の満たし方、問題への向き合い方)これらが変わらない限り、
相手や状況が変わっても、同じパターンは何度でも繰り返されます。
これは、相手に対して感情がないからでも、愛情を感じていないからでもありません。
ただただ、その人が長年身につけてきた対処の仕方が、そのまま二人の関係の中に持ち込まれているーーそれだけのことなんです。
不倫する男性の心理は6タイプに分けられる
男性は理由なく不倫するわけではない
不倫に走る男性は、
全員が同じ理由や事情で不倫をしているわけではありません。
置かれている環境や抱えている不満、満たされていない感情は人それぞれ違いますし、不倫に至るきっかけも一つではありません。
でも、数多くの不倫相談を通して男性の行動や心理を整理していくと、その動機や思考の傾向には、いくつかの分かりやすい共通パターンがあることが見えてきます。
不倫は決して無秩序に起きているわけではありません。
彼らの背景にある心理の動きによって、ある程度「型」に分けて捉えることができるからです。
そこでここからは、不倫相談の現場で実際によく見られる「不倫する男性の6つのタイプ」を取り上げながら、それぞれの心理的特徴を具体的に解説していきますね。
1.刺激を求めるタイプ
マンネリ耐性が極端に低い男性心理
このタイプの男性は、
結婚生活が安定してくるほど、日常の中にある安心感よりも、変化の少なさや単調さに強く意識が向きやすくなります。
生活が整って、夫婦関係が大きなトラブルなく続いている状態であっても、それを「安定」として受け取るのではなく、
「刺激がない」
「つまらない」
という感覚にすり替えてしまいます。
そして夫婦関係が日常化し、
恋人時代のような緊張感や高揚感が薄れてくると、
「何かが欠けている」
「満たされていない」という
漠然とした違和感を抱くようにもなります。
ただし、この違和感の正体は、相手への愛情がなくなったからでも、夫婦関係が破綻しているからでもありません。
刺激の多い状態に慣れてしまい、
安定した関係を価値として感じにくくなっていることが原因なんです。
その結果、不倫は恋愛として始まるのではなく、日常から抜け出した感覚を得るための、刺激を補う手段として選ばれてしまうケースがほとんどです。
「まだモテるか」を確認したい承認行動

特に、独身時代に恋愛経験が多かった男性ほど、年齢や立場の変化とともに
「自分は今でも異性から求められる存在なのだろうか」
という不安や確認欲求を抱きやすくなります。
結婚や家庭を持つことで生活は安定する一方、恋愛市場にいる感覚からは自然と遠ざかっていきます。
その過程で、過去に得ていた注目や評価が減ったと感じると、自分の価値そのものが下がったように錯覚してしまうことがあるんですねー
このタイプの男性にとって、不倫は誰かを深く愛するための行為というよりも、
「自分はまだ選ばれる存在か」を
確かめるための行動になりがちです。
相手の女性との関係が深まったとしても、その目的は将来を見据えたパートナー選びではなく、一時的に自己評価を保つための確認作業に近いケースが少なくありません。
だからこそ、不倫関係の中で、
将来を期待させるような言葉や特別扱いを受ける場面があったとしても、それがそのまま人生を共にする意思や覚悟を意味しているとは限りません。
なぜなら不倫という関係性の中では、相手の気持ちをつなぎとめるために無意識のうちに、期待を持たせる言動が選ばれやすくなることがあるからです。
しかし、それらの言葉や態度が、現実的な決断や行動と結びついているとは限らないのが実情です。
あなたが彼との関係の中で感じた特別さだけを根拠に、将来の覚悟や人生の選択まで重ねてしまわないことが、とても大切になります。
2.寂しさ・承認欲求タイプ
妻の関心が自分から離れたと感じた時
子育てや仕事に追われている妻の姿を見て、
「自分は
後回しにされているのではないか」
と感じてしまう男性は、決して少なくありません。
実際にはーー
妻が家庭や仕事を回すことで精一杯なだけであっても、男性側はそれを
「自分への関心が薄れた」
「大切にされなくなった」
と受け取ってしまうことがあります。
特に、日常の会話やスキンシップが減っている状態が続くと、男性はその理由を状況ではなく、自分自身の存在価値と結びつけて考えやすくなる傾向があるんですね。
その結果、
「自分はもう、
必要とされていないのではないか」
「家庭の中に
居場所がないのではないか」
といった感情が、少しずつ積み重なっていきます。
こうした寂しさや承認への欲求が満たされない状態が続くと、自分を気にかけてくれる存在や、自分の話を丁寧に聞いてくれる相手に、心が向きやすくなる土壌がつくられていきやすくなってしまうんです。
3.性欲の発散タイプ
性と感情を切り離して考える傾向
このタイプの男性は、性に関する欲求と、相手への愛情や信頼とを、必ずしも同じものとして結びつけて考えない傾向があります。
そのため、相手への情や家庭への思いが残っていたとしても、性的な欲求については、
夫婦関係全体の問題として話し合うより、
「性の問題」として切り離し、
別の形で処理しようとするところがあるんですね。
たとえば、
仕事や子育てで生活リズムが合わなくなったり、心身の疲れから夫婦間のスキンシップが減ったりしたとき、その背景にある事情や気持ちを共有する前に、外で欲求を満たすという選択肢に意識が向きやすくなるのが、このタイプの特徴です。
この場合、相手への愛情が完全に失われているわけではありません。
家庭や夫婦関係を大切に思っている気持ちが残っていることも少なくありません。
ただ、このタイプの男性は、
性の悩みや欲求を
「二人の問題」
として向き合うよりも、自分の中で処理し、外で解消してしまえばいいものと考えやすい傾向があるんです。
その結果、
夫婦関係の中で感じている不満や距離感を整理しないまま、問題を外側で処理する形になって、不倫という行動につながっていきやすくなるということなんです。
「男は浮気するもの」という価値観
中には、浮気や不倫を
「男性なら仕方のないこと」
「本能的な欲求だから抑えられないもの」
として捉え、行動を正当化している男性もいます。
このタイプの男性にとって、

浮気(不倫)はあくまで一時的な欲求の発散や気分転換であって、人生の選択や将来設計と結びつくものではありません。
そのため、不倫相手に対して、
好意や居心地の良さを感じていたとしても、それを理由に人生を共にするパートナーとして考えることは、ほとんどないのが実情です。
本人の中では、
「家庭は家庭、恋愛や性は別のもの」
という線引きがなされていて、不倫関係が深まったとしても、その関係を現実的な将来へとつなげる発想が生まれにくい、という特徴があります。
4.環境や誘惑に流されるタイプ
断れない性格が関係を深めてしまう

このタイプの男性は、
自分から積極的に不倫を求めているというよりも、
置かれた環境や流れの中で関係が深まっていくケースが多く見られます。
職場や出張先、飲み会など、
長時間同じ相手と過ごす機会が重なると、
仕事上の会話やちょっとした雑談をきっかけに、
自然と距離が縮まっていくことがあります。
そこに、
相談に乗る、愚痴を聞く、仕事を助けるといった関わりが重なると、
相手から頼られている感覚が生まれ、
「今さら線を引くのは冷たいのではないか」
と感じてしまう男性も少なくありません。
もともと、人との関係で衝突を避けたい、
相手の期待を裏切りたくないという傾向が強い場合、
はっきりと距離を取る判断ができないまま、
関係が少しずつ深まってしまうことがあります。
その結果、
「気づいたときには引き返せなくなっていた」
という形で、不倫関係に入ってしまうケースが見られるのが、
このタイプの特徴です。
不倫が当たり前の環境が判断力を鈍らせる

周囲に不倫をしている人が多い環境に身を置いていると、不倫に対する心理的な抵抗感は、少しずつ下がっていきやすくなります。
最初は違和感やためらいを感じていたとしても、身近な人が当たり前のように不倫の話をしていたり、それが特に問題視されない空気の中にいると、
「それほど深刻なことではないのではないか」
という感覚が生まれてくることがあります。
「みんなやっているのだから大丈夫」
「自分だけが特別なわけではない」
こうした集団心理は、
個人の判断を鈍らせ、不倫という行動へのハードルを下げていきます。
その結果、
本来であれば立ち止まって考えるはずの場面でも、周囲の空気に流される形で行動を選んでしまい、不倫を自分なりに正当化してしまうケースが少なくないんですね~
5.不倫を本気の恋愛と錯覚するタイプ
恋愛体質で依存しやすい心理
このタイプの男性は、
常に誰かを好きでいる状態でないと、心の安定を保ちにくいという傾向があります。
一人の時間や、感情の空白に耐えることが苦手で、誰かに強く想われている感覚や、恋愛特有の高揚感によって、自分の気持ちを満たそうとしやすいのが特徴です。
そのため、不倫関係に入った場合でも、
その状況を冷静に受け止めるより、
「これは特別な縁だ」
「ようやく本当に求めていた相手に出会えた」
といった形で、恋愛として意味づけてしまうことがあります。
このタイプにとって不倫は、
単なる刺激や一時的な関係ではなく、自分の感情を支えてくれる存在として強く位置づけられやすく、
結果として「運命の恋」のように
錯覚してしまうケースが少なくないんです。
現実的な行動が伴わない理由
このタイプの男性は、
不倫関係の中では気持ちを強く語り、
将来を匂わせるような言葉を口にすることがあります。
しかし、その一方で、
実際に離婚や生活の変化といった現実的な行動に踏み出すケースは、決して多くありません。
それは、気持ちが嘘だからというよりも、恋愛感情によって満たされている状態と、現実の責任や立場を変えることとを、無意識のうちに切り分けて考えているためなんです。
このタイプにとって、不倫関係は感情を満たす場であり、心の支えである一方、現実の生活や責任を引き受け直す覚悟までは結びついていないことが、少なくありません。
そのため、言葉の熱量が高まるほど、
相手の女性は「本気なのでは」と
感じやすくなりますが、行動の段階になると足が止まってしまうーーそうしたギャップが生まれやすいのが、このタイプの特徴なんですね。
6.成功や立場による「特別意識」タイプ
社会的成功を手にした男性は「自分は許される存在」と錯覚しやすい

社会的に成功していたり、
仕事で高い評価や地位を得ている男性の中には、
自分を「特別な存在」だと
感じやすくなる人がいます。
周囲から認められ、頼られる立場にいることで、
「多少のことは許される」
「自分は例外的な存在だ」
といった意識が、無自覚のうちに強まっていくんですね。
その結果、
不倫という行動に対しても、
「自分だけは大丈夫」
「うまくやれば問題にならない」
と考えやすくなってしまう傾向があります。
このタイプは、
不倫相手に対して最初から
「離婚はしない」と
明言することも少なくありません。
最初から離婚する気がないケース
このタイプの男性は、不倫関係にあっても、
最初から離婚するつもりがないことが少なくありません。
家庭や社会的立場、経済的な安定を手放す意識はなく、不倫はあくまで
「外で満たされるための関係」
として位置づけられている場合が多いからです。
そのため、
不倫相手に対して好意や情があったとしても、人生を組み替えるような決断にまで至ることは稀で、関係が続くほど、女性側との温度差が大きくなっていく傾向があります。
なぜ多くの不倫恋愛は成就しないのか
男性は女性よりも現実的な損得で判断する
多くの不倫恋愛が最終的に成就しない背景には、男性と女性の判断基準の違いが大きく関わっています。
一般的に男性は、
感情が高まっている場面であっても、最終的な決断の段階では、『慰謝料のリスク』『社会的信用の失墜』『仕事や立場への影響』そして『家庭を維持することによる安定』
ーーこうした要素を、比較的冷静に計算する傾向があります。
不倫関係の中では、
「本気だ」
「気持ちは本物だ」と
感じていたとしても、
それと引き換えに失うものが大きいと判断した瞬間、現実的な選択へと気持ちが戻っていくケースは少なくないんですね。
特に、長年築いてきた家庭や社会的立場、経済的な安定を手放すことに対しては、強いブレーキがかかりやすく、
結果として
「今の関係はこのまま続けたいけど、
人生を組み替える決断まではできない」
という結論に至ることが多いんです。
このように、
不倫恋愛が成就しにくい理由は、愛情の有無だけで決まるものではなく、現実的な損得をどう捉えているかという判断軸が、大きく影響しています。
バレた時に失うものの大きさ
不倫が発覚したとき、
失うものは、当事者である女性が想像している以上に広範囲に、そして長期的な影響を及ぼすことが少なくありません。
慰謝料の請求や、
配偶者や子どもとの関係の悪化、
周囲からの信用の低下など、
一つひとつを見れば想定していたとしても、それらが同時に、現実としてのしかかってくるケースが多いんですね。
また、仕事や社会的な立場に影響が及ぶこともあり、これまで積み重ねてきた評価や人間関係が、一気に崩れてしまうことも珍しくありません。
不倫が発覚した瞬間だけでなく、
その後の生活や選択にまで影響が残るーー
それが、不倫がもたらす現実です。
その重さは、
「もしバレたらどうしよう」
という想像上の不安とは違い、
一度現実になった瞬間から、
人生のあらゆる場面に具体的な影響として押し寄せてきます。
まとめ
不倫をする男性には、
その場の感情だけでは説明できない、
一定の心理的な傾向や行動パターンが見られます。
それらは、
「ある日突然起きた出来事」ではなく、
もともとの思考のクセや、
問題への向き合い方が積み重なった結果として、
表に現れているものです。
だからこそ大切なのは、
彼の口にする言葉や、その時々の気持ちに振り回されることではありません。
不満や問題が生じたときに、
それとどう向き合い、どんな行動を選んでいるのかを、
冷静に見ていくことなんですね。
話し合おうとするのか。
先延ばしにするのか。
それとも、感情を外で処理しようとするのか。
こうした行動の選び方には、
その人が長年身につけてきた心理のクセや、現実への向き合い方がはっきりと表れます。
行動と心理の流れを見極めることは、
相手を疑うためではありません。
「いつかは状況が変わるはず」
「今は仕方がないだけ」
そんな期待や不安の中に巻き込まれ続けないために、
あなた自身の人生や選択を守るための視点なんです。
感情に巻き込まれすぎず、
現実を見たうえで選択する力こそが、
あなたをこれ以上傷つけないための確かな支えになりますよ。
















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