「かかりつけの先生が優しくて、つい恋をしてしまった」
――実は、このような既婚女性からの相談は珍しいことではありません。
夫婦関係が冷え切り、家庭の中に孤独や不満を抱えている女性ほど、親身になって話を聞いてくれる医師や施術者を「特別な存在」だと錯覚しやすいんです。
最初は「感謝」や「安心感」として芽生えた気持ちが、やがて「恋心」へとすり替わり、気づかないうちに占いや美容への依存にまで発展してしまうケースも少なくありません。
実際、私が占い会社で電話鑑定を行っていた頃に
も、こうした相談は少なくありませんでした。
「好きになった先生の施術を受けに通い詰めている」
「リハビリの先生に触れられるとドキドキしてしまう」
「かかりつけのドクターが気になって仕方がない」
――このような声が、思った以上に寄せられていたんです。
一見すると“恋の悩み”のように聞こえますが、冷静に話を伺うと、その多くが家庭への不満や心の孤独からくる“現実逃避”でした。
つまり、相手を本当に「彼」として好きになっているわけではなく、心が欲している安心感や愛情を、先生に投影してしまっているだけなんですね、、、。
問題なのは、その気持ち自体を否定することではなく、「現実」と「錯覚」を混同してしまうこと。
なぜなら、気づかないうちに時間やお金、そして自分の大切な未来をすり減らしてしまうからなんです。
このブログでは、53歳の既婚女性・Sさんの事例をもとに、なぜ既婚女性がドクターや施術者を好きになってしまうのか?
その心理メカニズムと、そこに潜む現実逃避の罠を解説していきますね。
今回のブログは、Sさんと同じように「先生が気になる」と悩んでいる方が、自分の気持ちを客観的に整理し、これからの人生を守るためのヒントも得られる内容となっています。
Contents
1. 事例:53歳既婚女性・Sさんが若いドクターに恋してしまった理由(篁案件)
1-1. 家庭での孤独と満たされない毎日
Sさんは53歳の既婚女性です。
子どもはすでに独立し、長年「母」としての役割を果たしてきました。
けれど今、誰からも「女性」として見られていない現実に直面していたんですね。
夫との会話は必要最低限、夫婦生活も途絶え、鏡に映る自分を見ても「女として終わってしまったのでは」と、感じる日々を過ごしていました。
仕事は惰性で続けているだけで楽しさを見いだせず、やりたいことも特になく、毎日は同じことの繰り返し。
気づけば、自分の人生がどこに向かっているのかさえ分からなくなっていました。
どうでしょう?
もしかすると、このブログを読んでいるあなたも同じように感じていませんか?
「家族のために生きてきたけれど、今の私は誰の目にも映っていない」
「女性としての自分はもう終わってしまったのだろうか」
そんな現実に押しつぶされそうになっているとき、人はどうしても“心の拠り所”を外に求めてしまいます。
Sさんもそうでした。
そしてSさんにとって唯一心が安らぐ場所となったのが、定期的に通っていた病院だったんですね。
1-2. 優しい医師の態度に芽生える「特別感」
病院の若いドクター(20代後半)は、診察の際にとても丁寧に説明し、Sさんの髪型の変化にまで気づいて声をかけてくれるほど親身な対応をしてくれました。
「患者だから当たり前」かもしれない行動も、孤独を抱えていたSさんにとっては、胸を打つ出来事だったんですね。
やがてSさんの心の中に「もしかして私に好意があるのでは?」という気持ちが芽生え始めます。
通院の日には化粧や服装に気を配り、少しでも若く見られたいと美容クリニックにまで通うようになりました。
パート代の多くは美容や化粧品に消え、生活の中心はいつしか「先生」になっていったんですね。
実はこのようなケースって、Sさんだけではありません。
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リハビリの先生に「今日は頑張りましたね」と笑顔を向けられ、それだけで一日中心がときめいてしまう。
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歯科の先生に「お変わりないですか?」と気遣われ、久しぶりに“女性として見られた”気がして涙が出そうになった。
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美容クリニックのドクターに「◯◯さんは年齢よりずっと若く見えますよ」と言われ、思わず“私を女性として意識しているのかも”と錯覚してしまった。
などなどの、こうした相談は、私が占い会社の電話鑑定をしていた頃にも数多く寄せられていました。
共通しているのは、「夫からはもう、女性として扱われていない」という現実でした。
だからこそ、医師や施術者のちょっとした優しさに“特別感”を抱きやすくなってしまうんですね。
心理学的にみる「特別感」の正体
実は、Sさんのように“先生の優しさを特別に感じてしまう”のは、決して珍しいことではないんです。
心理学では、こうした心の動きを 「転移」や「投影」 と呼びます。
たとえば、
カウンセラーに悩みを話しているうちに「この人には何でも話せる」「本当の自分を受け止めてもらえる」と感じることがあります。
これはカウンセラーが特別だからではなく、安心できる環境そのものが癒しを与えているからです。
同じことが医師や施術者との関わりでも起こります。
診察のときにドクターが気遣ってくれる、施術者が「よく頑張りましたね」と声をかけてくれる――そんな何気ない言葉を「自分だけに向けられた特別なもの」と感じてしまうんですね~
そしてここには、注意すべき心理的な“勘違い”が潜んでいます。
心理学的に言えばこれは 、「投影」や「選択的認知」 の働きです。
分かりやすく言うと、「特別に扱われたい」「女性として認められたい」という自分の願いを相手の態度に重ねてしまうこと、あるいは 「自分に都合のいい部分だけを見てしまう心のクセ」 です。
だから、本当は誰にでも向けられている言葉や態度なのに、孤独で心が満たされていないときほど「これは私だけへのサイン」と感じやすくなってしまうんですね。
頭では分かっていても、心は「私はまだ誰かに必要とされたい」と強く求めているため、その優しさを“特別な好意”にすり替えてしまうんです。
1-3. 噂と孤立、そして占い依存へ
美容クリニックに通い始め、化粧や服装に気を配るようになったSさんは、見た目は以前より若々しく変化していきました。
ところが、その変化を素直に喜んでくれる人ばかりではなかったんですね~
職場の同僚たちは、
「最近やたら若作りしてる」
「いい歳して、誰かに夢中になってるんじゃない?」
と陰口を叩き始めました。
ここにはSさんだけでなく、周囲の女性たちの心理も働いています。
女性は本来、仲間の変化に敏感です。
特に「同じように年齢を重ねているのに、自分は何も変わらない、でもあの人は変わっていく」と気づいたとき、心の奥で比較や劣等感が芽生えます。
その感情を素直に「うらやましい」と言えればよいのですが、現実には「嫌味」や「からかい」となって表れやすいんですね。
つまり、Sさんは「勘違いしている人」ではなく、周囲の嫉妬や不安の的になってしまったとも言えます。
女性が多い職場だと、こうしたことってよくありますよね( ̄▽ ̄;)
もしかしたら、あなたも実際に見たり、感じたことがあるかもしれません。
しかし、そんな女性特有の職場るあるは、Sさんの心を深く傷つけてしまいました。
女性心理として、「きれいになった」と認めてもらいたい気持ちと、「周囲から浮いてしまう怖さ」の間で揺れ動き、Sさんは孤立感を強めていったんですね。
やがて、その孤独感を埋めるように、Sさんは元々好きだった占いにのめり込むようになります。
「彼はあなたに好印象を持っている」と占い師に言われるたびに心が救われました。
でも、決して「女性として好きだ」とは断言されない、、、。
それでも「きっと別の占い師の先生なら、本当のことを言ってくれるはず」と、耳障りの良い言葉を求めて複数の電話占いを転々として、気づけば“占いジプシー”状態に陥ってしまったんです。
2. 既婚女性が医師や施術者に惹かれる心理とは?
2-1. 承認欲求と安心感の充足
家庭で承認されず孤独を感じている女性にとって、医師の優しい態度は「自分だけが特別に扱われている」と錯覚しやすい状況を作ります。
ここで満たされているのは、心理学でいう 承認欲求 です。
「あなたは大切な存在だ」と認められることは、人にとって大きな安心感につながりますからね。
だからこそ、この安心感を一度味わうと、心は「もっと欲しい」「次も確かめたい」と強く求めるようになりやすいんです。
その結果、本来なら単なる診察や会話にすぎない場面に、過剰に意味を見いだし、気づけば「先生の言葉や態度なしでは満たされない」状態――つまり依存に近い心の傾きが生まれてしまうんですね。
2-2. 転移と投影の心理的メカニズム
患者が医師に恋愛感情を抱いてしまう現象は、心理学では 「転移」 と呼ばれます。
本来は「安心したい」「理解してほしい」という自分の願望を、目の前の医師に重ねてしまい、その相手を特別な存在のように感じてしまう心の動きなんですね。
さらにここに 「投影」 が加わります。
投影とは、自分の内側にある思いを、相手の態度に映し出して解釈してしまう心の働きです。
例えば、先生が「体調は大丈夫ですか?」と聞いただけなのに、「私のことを特別に気にかけてくれている」と思い込んでしまうのは、まさに投影の典型例です。
特に孤独や不満を抱えている女性は、この投影が強く働きやすくなります。
家庭で「女性として認められていない」という空虚感を埋めたいとき、医師や施術者の一言一言を“愛情のサイン”として受け取りやすくなるんですね。
2-3. メディアによる恋愛幻想と「禁断のスリル」の危険性
TV、YouTube、SNSでは「年の差恋愛」や「不倫から始まった純愛ストーリー」が華やかに描かれています。

そんな映像や言葉を目にすると、現実以上に「私も若い彼と恋愛できるかもしれない」と幻想を抱きやすくなっても不思議ではないですよね
心理学と脳科学の視点から見ても、“禁断の関係”は恋愛感情を強く刺激します。
なぜなら、障害や秘密を抱えた関係では、脳内で快楽物質 ドーパミン が大量に分泌されやすく、「手に入りそうで入らない」という状況が、強い高揚感を生むんからなんですね。
さらに、優しい言葉やさりげない気遣いに触れると、安心や愛着を深める オキシトシン が分泌されて、相手のことを“運命の人”のように錯覚してしまいます。
でも――、ここに大きな落とし穴が、、、!
確かに、女性がかなり年上でも成立しているカップルは存在します。
しかし、それはあくまでも「その二人だから成り立った特別な関係」にすぎないんです。
そしてその多くは 、男性側からの猛アプローチで始まったケース です。
女性が一方的に「私だけは特別」「きっと彼も同じ気持ち」と思い込んでしまっても、男女の関係に進展しないことの方が圧倒的に多いのが、現実なんですね、、、。
Sさんもまさにその罠にはまってしまいました。
若いドクターの優しさを「自分への好意」と思い込み、次第に美容クリニックへ通い詰めるようになりました。
「少しでも若く見られたい」「女性として見られたい」という気持ちは強まり、パート代は美容代や化粧品代に消えていきます。
さらに、心の不安を埋めるために占いへ依存。
「先生はあなたに好印象を持っている」という言葉にすがり、複数の占い師を渡り歩く“占いジプシー”状態にまでなってしまいました。
気をつけてくださいね。
メディアが映し出すのは「夢」や「可能性」に過ぎません。
そこに自分を重ねてしまうと、現実の限界を見失って、お金・時間・心のエネルギーを奪われていく危険があるということを。
そして本当に怖いのは、恋に落ちることそのものではなく、「幻想にすがるあまり、自分の未来をすり減らしてしまうこと」なんです。
3. 「恋」ではなく「現実逃避」であると気づく瞬間
3-1. 不満のはけ口としての恋
「先生に恋している」と感じる背景には、多くの場合、夫婦関係や家庭生活への深い不満があることも少なくないです。
単に「無視されている」「居場所がない」というだけではありません。
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会話はあっても心が通じていない空虚感
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子育てを終えて「母」としての役割は果たしたけれど、誰からも「女性」として見られていない寂しさ
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経済的には安定していても、「自分の人生がただ過ぎていくだけ」の虚しさ
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家族と一緒にいるのに、心だけは孤独で満たされない感覚

こうした複雑な思いが積み重なり、「誰かに必要とされたい」「愛されたい」という強い願望となってあらわれます。
その矛先が、優しく接してくれる医師や施術者に向かってしまうんですね。
この状態は、心理学的に言えば 「現実逃避」 です。
本当の問題に向き合うのではなく、「恋をしている」という形を借りて心を守ろうとする防衛反応ーー。
確かに、それは一時的な安らぎをあなたに与えてくれるでしょう。
でも、その安らぎに浸っている間、現実の問題は何ひとつ解決していないんです。
むしろ放置された分だけ、夫婦の溝は深まり、家庭の関係は少しずつ壊れていきます。
その結果、やがて大きな代償を払うことにもなりかねないんですね。
私のもとには「夫婦関係が壊れてしまった」「子どもとの関係まで悪化した」といった相談が少なくありません。
一度崩れてしまった家庭を修復するのって、あなたが思っている以上に、とてつもないエネルギーと時間が必要になります。
そしてさらに怖いのは、「今は家庭があるからこそ、恋に夢中でいられる」という現実です。
もし離婚して家庭という土台を失ったとき、ようやく現実に直面して「こんなはずじゃなかった」と後悔する既婚女性は正直少なくありません。
だからこそ、目の前の「恋」に逃げ込むのではなく、自分の現実を冷静に見つめることが必要なんです。
現実逃避は一時的な安らぎを、あなたにくれるかもしれません。
しかし、その代わりに失うものは想像以上に大きく、後悔してもしきれない痛みを伴う代償だったりしますからね。
3-2. 相手はあくまで「仕事」で接している
医師や施術者の優しさは、あくまで 職業的な対応 にすぎません。
ところが、心が満たされていない女性ほど「私にだけ特別に優しい」と誤解してしまいます。
現実には、先生にも恋人がいたり、結婚を控えていたりすることは珍しくないです。
その瞬間、信じていた幻想はあっけなく崩れ去り、深い失望に突き落とされます。
それでも「彼の本心が知りたい」と、占いにのめり込む女性は少なくなく、「きっと先生も私を特別に思っているはず」――その答えを求めて、何人もの占い師を渡り歩き、依存して、悪徳占い師のカモに、、、。
でも、考えてみてください。
もし本当に相手を大切に思うなら、まずは 自分の現実世界でのパートナーとの関係に、けじめをつけること が先ですよね?
家庭を持つ身でありながら「好きな人に不倫をさせる」ことは、果たして本当に愛と言えるのでしょうか?
「彼に選ばれるかどうか」ではなく、
「私は大切な人に、不倫という重荷を背負わせたいのかーー?」
ここに、真剣に向き合うべき現実があるんです。
3-3. 占い依存という二次的リスク
現実と理想のギャップに耐えられなくなったSさんは、「せめて誰かに“彼はあなたを好きだ”と言ってほしい」と強く願うようになります。
そして、その答えをくれる占い師を探し求め、気づけば次々と占いを渡り歩く――いわゆる 占いジプシー になってしまいました。
もちろん、占いそのものが悪いわけではありません。
真っ当な占い師であれば、依存を助長するような鑑定は行わないし、むしろ現実と向き合うための気づきを与えてくれますからね。
問題なのは、こちらが「答えを欲しすぎている」ことなんです。
「彼は絶対にあなたを好きです」と言ってくれる人を探し続けてしまう――その心理が、依存の入り口になるんですね~
言い換えれば、“心の弱さ”がカモにされる隙をつくってしまうということなんです。
本当に大切なのは、占いを「依存の道具」にするのではなく、「未来を見直すヒント」として上手に活用すること。
占いに振り回されるのか、それとも賢く付き合うのか――その分かれ道は、あなた自身の心の姿勢にありますよ。
4. 不倫に夢を見ないためにできること
4-1. 自分の感情を客観視する
Sさんはセッションの中で、少しずつ本音を口にできるようになりました。
最初はただ「先生が好きなんです」と繰り返すだけだったんですね。
でも、安心できるマンツーマンセッションで、胸の内を吐き出すうちに次のことに気づき始めます。
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夫は趣味に夢中で、自分を見てくれないと感じていた
-
子どもは独立して、「母として必要とされる私」が終わってしまった寂しさがあった
-
長いあいだ「女性として見られたい」という願いを心の奥に閉じ込めていた
-
病院で丁寧に接してもらえることが、その欠けた部分を一時的に埋めていた
つまり「先生が好き」という気持ちの正体は、寂しさ・承認欲求・女性としての回復願望が混ざったものだったんです。
そこで私からの問いかけです。
「本気で先生と向き合いたいのなら、まずは今のパートナーとの関係にけじめをつける必要があるのでは?」
Sさんは、はっきりと躊躇しました。
ここに見えるのは、既婚女性にありがちな思考です。
要は、「家庭という土台があるからこそ、恋に夢中でいられるーー」
生活や安心を夫が支えてくれるからこそ、安全な場所に立ったまま、ときめきだけを楽しめてしまう。
これは多くの相談で繰り返し見られるパターンなんですね、、、。
そしてセッションを続ける中でSさんは、ようやく言葉にすることができました。
「私は承認されたい。必要とされたい。そして、女性として満たされたい。その願いを先生に重ねてただけだった」
――これがSさんの、大きな転機になりました。
「恋」だと思っていたものの内側に、実は「心を守るための現実逃避(防衛反応)」が隠れていたんです。
そこに気づいたんですね。
あなたもできる感情整理のワーク
紙に、次の順で書き出してみてください。
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出来事:先生のどんな言動で心が動いた?
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感情:そのとき、どんな気持ちが湧いた?(安心、嬉しさ、寂しさなど)
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事実と解釈を分ける:事実=言われた言葉/解釈=「私だけに向けられた」と感じたこと
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本当のニーズ:本当は何を満たしたかった?(承認・つながり・女性としての存在感)
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次の一歩:そのニーズを、先生以外の方法でどう満たせるか?(友人と話す、趣味を始める、夫婦の対話を試みるなど)
ワークで得られること
このワークを行うと、あなたが「恋をしている」と思っている気持ちの正体が見えてきます。
実はそれが、「承認されたい」「必要とされたい」という心の叫びだったと気づければ、先生に執着する必要はなくなります。
そして、そのニーズを別の方法で満たしていくほど、あなたの心は落ち着きを取り戻し、現実を選び取る力が戻ってきます。
💡 気づきの本質
「先生が好き」ではなく「私は寂しさを埋めたいだけだった」と理解できたとき、人はようやく自分の人生を取り戻せます。
忘れないでください。
逃げの恋では、決して本当の幸せは作れません。
現実に向き合う勇気を取り戻すことこそが、あなたの未来を守る唯一の方法なんです。
4-2. 感情と現実を切り分ける
私たちが「恋をしている」と感じるとき、その正体は必ずしも現実の恋愛感情とは限りません。
誰かに優しくされたときの 安心感 や、「こんな人と一緒にいられたら…」という 憧れ が混ざり合って、それを「恋」と勘違いしてしまうことは珍しくはないんですね。
特に孤独や不満を抱えているときは、心が満たされる瞬間を過大に解釈してしまいがちです。
例えば、医師が「お大事にしてくださいね」と言ったとき、本来は誰にでも向けられる言葉です。
でも、「自分だけを気にかけてくれた」と錯覚すれば、安心感が恋心にすり替わってしまっても、不思議ではありません。
ここで大切なのが、「感情」と「現実」を切り分けて考えること。
「私は安心した」「私は嬉しかった」というのは事実です。
でもそれは、必ずしも「相手が私を特別に好きだ」という現実につながるわけではありません。
この線引きができるようになると、心に余裕が生まれるんです。
感情そのものを否定するのではなく、感情は感情、現実は現実と整理できることで、恋に振り回されるのではなく、感情に流されて勘違いするのでもなく、客観的に自分の状況を見られるようになるんですね。
💡 まとめ
-
感情は大切。でも「安心感」や「憧れ」をそのまま「恋」と思い込むのは危険
-
感情と現実を切り分ける習慣が、冷静さと未来を守る力につながる
4-3. 自分の未来を主体的に選ぶ
Sさんはセッションを続ける中で、今までの出来事をこう振り返りました。
「私は先生に選ばれたいと思ってたけど、本当は“私自身がどう生きたいか”を見失ってたんですね」
――これは、多くの既婚女性が陥りやすい落とし穴なんです。
「彼に選ばれる未来」を待ち続けるのではなく、「自分で選ぶ未来」を意識すること。
それこそが、依存から抜け出す第一歩になります。
私があなたに伝えたいのは、「彼がどうするか」ではなく「あなたがどう生きたいのか」を基準(軸)にしてほしい、ということです。
もしこの先も“彼の言葉”や“彼の行動”に人生を委ねてしまえば、あなたは永遠に不安に振り回されてします。
でも、自分の人生のハンドルを自分で握った瞬間から、心は驚くほど安定し始めます。
未来を決めるのは、彼ではありません。
ご主人でもありません。
ましてや占い師の言葉でもありません。
それを決められるのは、いつだって あなただけ。
逃げ込む恋では幸せは作れません。
でも「自分の未来を自分で選ぶ」と決めたとき、初めてあなたは本当の意味で“女性としての人生”を生き直すことができます。
なぜなら、その瞬間からあなたは「誰かに選ばれるのを待つ立場」から、「自分で人生を動かせる立場」へと変わるからです。
彼の言葉や態度に振り回されるのではなく、自分の意思で何を大切にし、どう生きるかを決められるようになる。
その主体性こそが、女性としての自尊心や自信を取り戻す大きな力になります。
要は、未来を人任せにせず、自分の足で選んで歩むことが、心の安定や“本当の幸せ”につながっていくということなんです。
現在のSさんの姿
セッションを重ねて気づきを得たSさんは、少しずつ行動を変え始めました。
これまで避けてきたご主人に、自分から声をかけることを意識するようになったんです。
最初はぎこちなかったものの、ご主人の趣味のサークルに一緒に参加してみると、そこで話の合う女性と出会い、仲良くなりました。
その女性とお茶に行ったり出かけたりするうちに、Sさんの表情は自然と明るさを取り戻していったんですね~
家庭内での雰囲気も少しずつ変わり、気づかぬうちに笑顔が増えたSさんに、ご主人の方から「外食でも行こうか」と誘いがあったり、止まっていた夫婦の関係が再び動き出したんです(^-^)
もちろん、すぐにすべてが解決するわけではありません。
でも、Sさんは「現実から逃げる恋」ではなく、「今ある生活を大切にする選択」を始めたことで、自分の足で未来を動かし始めました。
今も定期的に病院には通ってますが、先生に対する見方は大きく変わったと言います。
「先生は平等に親切で、優しい若いドクター。今は患者の一人として応援しているだけです」
そうzoom越しにおっしゃった姿は、依存から抜け出し、自分の人生を見つめ直した女性の落ち着きがありました♡
最後に
Sさんのように、先生の優しさを「恋」と錯覚してしまうのは、決して珍しいことではないんです。
でも、大切なのはーー
現実から目をそらさず、自分の感情の正体に気づき、未来を自分で選んでいくことなんですね。
あなたの人生は、誰かの言葉や態度に振り回されるものではありません。
本当の幸せは、逃げ込む恋ではなく、自分自身と向き合う勇気から生まれます。
どうか、今日をきっかけに「私はどう生きたいのか」と問い直してみてください。
その一歩が、あなたの未来を守る力になりますからね!
あなたの人生が、あなたらしい笑顔で満ちていきますように。
篁ゆら
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